グローバル化の波に向って出来る事って何だろう?
昨年あたりから、ビジネス書の子育て本を見かけるようになりました。グローバル化やAI化が進み、様々な仕事がコンピューターに取って変わられそうな世の中。 成績が良い、勉強が出来る、学歴が高いということでは太刀打ちできないということに気付き始め、どう子供を育てたらよいのかと考えている人が多いのではないでしょうか?
私は子育てのため、というより、これからの自分の生き方とか仕事などに参考になるところは無いかな、と思って手に取りましたのが「世界標準の子育て」。
この本は子どもをエリートに育てるための本ではなく「環境や時代の変化に負けないたくましい子どもを育てる方法」とあります。
時代の変化のスピードが速いゆえに、たくましさが重要なのでしょうね。
【目次】
第1章 「世界基準」の子育て3つの条件
第2章 海外の子育て、日本の子育て
第3章 日本人の子育て7つの間違い
第4章 「自信」を育てる3つのステージ
第5章 「考える力」を育てる3つのステージ
第6章 「コミュニケーション力」を育てる3つのステージ
第7章 子育てへの「壁」の対処法 巻末特典
「世界基準」の子育て3つの条件
まずはじめに「世界基準」の子育てはどんな能力を伸ばすのか?
必要な要素3つをみてみましょう。
○第一の条件 「自信」
世界標準の子育ては自信育て。「自分はできる!」という自信が県境の変化にもへこたれない、挫折もバネにできるそんなタフネスさの源になります。
過干渉はこどもからやる気をうばい、自信を減退させてしまう。
○第二の条件 「考える力」
・数値で評価できる知識や技術:ハードスキル
・明確に数値化できない技術や能力:ソフトスキル
(論理的思考力、分析力、批判的思考力、問題発見力、問題解決力など)
現在の世界の学校教育の主流は「ソフトスキル」に移行中。
答のない問題にどう取り組むべきか、考える技術を教えることが、学校の役割だと考えられている。
○第三の条件 「コミュニケーション力」
人生の選択肢を広げていくには、いつ・どんな環境になっても、周囲の人たちと信頼関係をつくるためのコミュニケーション力が不可欠。
特に1番目の事は、ありがちですね。日本人は十分人に迷惑をかけない国民なのでもっと自信をもってもよい、と書かれています。
1.人に迷惑をかけない子育てで自尊心の低い子に
子供は迷惑をかけるもの。受け入れて自尊心の高い子に。
2.愛情のすれ違いで臆病な子に
3.否定・命令言葉でキレる子に
4.せきたてた子育てで「ムリムリ」な子に!
5.兄弟姉妹は平等にでは家庭で問題が起きる
6.学校まかせで勉強嫌いな子に
勉強に必要なのは「学習態度」であり、親が育てるべきこと
7..身内への悪口で友達ができない子に
どの力も以下の年齢で区切られていて、ステージごとに身に着ける力がかかれています。
参考までに「コミュニケーション」力の3つのステージはこちら。
ステージ1 :0~6歳 「人と関わる力」
ステージ2 :7~12歳 「人間関係の「幅」を広げる
ステージ3 :13~18歳 「世界標準」のコミュニケーション力
スキンシップや習い事、読み聞かせ、集団活動への参加など
成長過程で必要なこともあるのだなぁと思いました。
いくつか気になっ点をピックアップしておきます。
詳しくは本書を参考になさってください。
○魔の2歳児」を上手に乗り切る方法(1~2歳)
○勉強でつまずいている時はどうすればいい?(7歳~)
○子供が親と話をしなくなったら(10歳~)
○ティーンエイジャの反抗期(13歳~)
○やる気のない子どもへの対処法(13歳~)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Q.子供を育てるなら田舎?都会?郊外?
Q.小さい時にスマホやタブレットでゲームをさせても大丈夫?
Q.学校でいじめられているようです。
Q.ゲーム機をほしがるこども。買い与えてもよい?
Q.子供が習い事を「やめたい」と言っている。どう対応すべき?
Q.子供が部活を続けるべきが悩んでいるようです。
Q.大学受験を控えているのに、目標がなく進路選択ができません。
Q&Aは全部で48個。実際に子育てしている方は読んでみるとよいのではないでしょうか。
ゲーム関連は家の中でルールをあらかじめ決めること。お子さんの素行については「keep kids busy/子供を忙しくさせろ」と書かれていることが印象的でした。
欧米ではティーンエイジャーになると部活、塾、趣味、ボランティア、アルバイトなど多くの活動に参加させて多様な人づきあいをさせ、イライラを分散させるようです。
またこれが「タイムマネジメント/時間管理」のきっかけになるのだとか。
子育てとは無縁な場合も対人問題や後輩・部下教育、自己学習の習慣づけの参考になりそうです。
世界標準の子育ては自信育て。「自分はできる!」という自信が県境の変化にもへこたれない、挫折もバネにできるそんなタフネスさの源になります。
過干渉はこどもからやる気をうばい、自信を減退させてしまう。
○第二の条件 「考える力」
・数値で評価できる知識や技術:ハードスキル
・明確に数値化できない技術や能力:ソフトスキル
(論理的思考力、分析力、批判的思考力、問題発見力、問題解決力など)
現在の世界の学校教育の主流は「ソフトスキル」に移行中。
答のない問題にどう取り組むべきか、考える技術を教えることが、学校の役割だと考えられている。
○第三の条件 「コミュニケーション力」
人生の選択肢を広げていくには、いつ・どんな環境になっても、周囲の人たちと信頼関係をつくるためのコミュニケーション力が不可欠。
日本人が子育てで間違う7つの落とし穴
日本人が文化や習慣であたりまえのようにしていることが、子供には悪影響を及ぼしている、という例がこちら。特に1番目の事は、ありがちですね。日本人は十分人に迷惑をかけない国民なのでもっと自信をもってもよい、と書かれています。
1.人に迷惑をかけない子育てで自尊心の低い子に
子供は迷惑をかけるもの。受け入れて自尊心の高い子に。
2.愛情のすれ違いで臆病な子に
3.否定・命令言葉でキレる子に
4.せきたてた子育てで「ムリムリ」な子に!
5.兄弟姉妹は平等にでは家庭で問題が起きる
6.学校まかせで勉強嫌いな子に
勉強に必要なのは「学習態度」であり、親が育てるべきこと
7..身内への悪口で友達ができない子に
自信、コミュニケーション力、考える力を育てる3つのステージ
後半からは実践編。それぞれの力を育てるため3つのステージで年齢を区切って解説されていました。どの力も以下の年齢で区切られていて、ステージごとに身に着ける力がかかれています。
参考までに「コミュニケーション」力の3つのステージはこちら。
ステージ1 :0~6歳 「人と関わる力」
ステージ2 :7~12歳 「人間関係の「幅」を広げる
ステージ3 :13~18歳 「世界標準」のコミュニケーション力
スキンシップや習い事、読み聞かせ、集団活動への参加など
成長過程で必要なこともあるのだなぁと思いました。
こんな時はどうする?子育てQ&A
子育てへの「壁」の対処法や子育てQ&Aは周りの子育て(子供の教育)でよく聞く疑問ですがこといって正解のなさそうな事例に具体的に回答をしています。いくつか気になっ点をピックアップしておきます。
詳しくは本書を参考になさってください。
○魔の2歳児」を上手に乗り切る方法(1~2歳)
○勉強でつまずいている時はどうすればいい?(7歳~)
○子供が親と話をしなくなったら(10歳~)
○ティーンエイジャの反抗期(13歳~)
○やる気のない子どもへの対処法(13歳~)
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Q.子供を育てるなら田舎?都会?郊外?
Q.小さい時にスマホやタブレットでゲームをさせても大丈夫?
Q.学校でいじめられているようです。
Q.ゲーム機をほしがるこども。買い与えてもよい?
Q.子供が習い事を「やめたい」と言っている。どう対応すべき?
Q.子供が部活を続けるべきが悩んでいるようです。
Q.大学受験を控えているのに、目標がなく進路選択ができません。
Q&Aは全部で48個。実際に子育てしている方は読んでみるとよいのではないでしょうか。
ゲーム関連は家の中でルールをあらかじめ決めること。お子さんの素行については「keep kids busy/子供を忙しくさせろ」と書かれていることが印象的でした。
欧米ではティーンエイジャーになると部活、塾、趣味、ボランティア、アルバイトなど多くの活動に参加させて多様な人づきあいをさせ、イライラを分散させるようです。
またこれが「タイムマネジメント/時間管理」のきっかけになるのだとか。
子育てとは無縁な場合も対人問題や後輩・部下教育、自己学習の習慣づけの参考になりそうです。